2014.12.09
木阪
12月14日に「ふたご座流星群」がピークを迎えます。
こんにちは。
自称 天体観測クラブの木阪です。12月14日に「ふたご座流星群」がピークを迎えます。
「ふたご座流星群」は3大流星群の1つで、毎年安定して多く流れる流星群で、
多いときは1時間に50個以上が観測されると言われています。放射点(この点を中心に放射状に流れます)のある「ふたご座」が日が暮れた頃に
東北東から昇ってきますので、一晩中観測できそうです。もっとも流れる「極大時刻」は
放射点の高度があまり高くはありませんが21時ということです。流星は放射点の方向から飛んできますが、いくつもの流星の流れた跡をたどっていくと放射点で交わるということであって、実際には空のいたるところで流れます。
したがって必ずしも放射点の方向にこだわる必要はありません。空を広く見渡すのが良いでしょう。
町明かりが少なく空の条件が良ければ、1時間に20~30個くらいは数えることができるでしょう。23時頃には月が昇ってきますので、月明かりで見え辛くなってきます。
できるだけたくさんの流れ星が見たい方は、町なかを離れて空の暗いところへ行きましょう。
晴れていれば、冬の澄んだ空気の中できっとたくさんの流れ星が見えると思います。ただし、厳しい寒さが予想されますので、しっかり防寒の準備をして出かけましょう。
「流れ星に3回願い事をとなえると願いが叶う」と言いますが、皆さんは何を願いますか?
- 木阪